○
高田ウェルネス推進課市民スポーツ事業担当副課長 (資料により報告)
○
田中隆男委員長 報告は終わりました。ただいまの
報告事項について、御質問等を承ります。
○玉川
英樹委員 2番の
Vプレミアリーグの開催についてですけど、ざっと予算的にはどれくらいの予算をかけておられるんでしょうか。
○
高田ウェルネス推進課市民スポーツ事業担当副課長 市からの予算としては、委託料として1試合につき150万円を予定しております。総事業費に関しましては、その150万円を含めまして、
バレーボール機構のほうでチケットの収入、支出を行っておられるので決算報告をいただいておりますけれども、市の予算としてはそのようになっております。
○玉川
英樹委員 そうすると、その150万円は市から出しているということで、事業の効果としてはどういうふうに。これ、毎年ある事業なんですけど、どのような形の効果を見ておられるんでしょうか。
○
高田ウェルネス推進課市民スポーツ事業担当副課長
Vプレミアリーグにつきましては、レベルの高い試合を市民の皆さんに身近で見ていただく機会の提供として、それが、将来の
スポーツ人口の拡大とか、特に、中学生の皆さんもたくさん見に来られますので、夢を与える事業としての効果を考えております。
○
原田幸廣委員 一つお尋ねいたします。こういう試合をするについて、先日、雨水が入った体育館の床の状況はどのようになっていますか。
○
脇谷ウェルネス推進課長 総合体育館の床につきましては、9月4日未明の台風により床が1面浸水しまして、9月14日と28日、そして10月19日の3回にわたりまして、鹿島建設が床の状況の調査にまいっております。その中で、現在、床は若干の湿気等がございまして、一番上の単板の下の合板の部分にも少し湿気が残っています。それと、湿気が乾いている中で、反りといいますか、30センチメートル、1メートル80の板を貼り合わせているんですが、その継ぎ目のところが、若干、浮いた状態になっているところもございまして、それについては、テープ等で押さえて、安全面は確保しているところでございます。そういった大きな大会が開けるかどうかについては、現在、専門家のほうで調査をしていただきまして、今後、その床をどういうふうに補修といいますか、修理をしていくかということにつきましては、現在、検討しているところでございます。
○
原田幸廣委員 バスケットの試合がもう11月6日になっていますが、それまでにできるんですか。
○
脇谷ウェルネス推進課長 現在、テープ等で押さえておりますので、安全面については問題ないと考えております。
バスケットボールについては問題なくできると思っております。あと、
バレーボール、
Vプレミアリーグについて、このままの状況でできるかどうかにつきましては、
Vリーグ機構ともう一度調整させていただいて、万が一、現在の状況が難しい場合でしたら、
ウレタン製のマットがございますので、それを他府県からお借りして開催ということも含めて検討しているところでございます。
○
佐藤守委員 この台風で浸水したということですが、今後このようなことがないようにとの対策はどうされていますでしょうか。
○
脇谷ウェルネス推進課長 今回の浸水につきましては、玄関のほうから自動ドアの下を通って浸水したというふうに認識しておりますので、外側の
排水対策がまず1点で、それについては、現在、どのような設計で側溝が作られたかという状況を業者に確認しているのが1点と、あとは、もし玄関のほうに水が来た場合でも止められるような手立てがあるのか、方法を、今、考えているところでございます。外から入らないような対策が1点と、もし中に入った場合でもコートのほうに入ってこないような対策をどうすれば良いのかということを検討していきたいと考えております。
○
佐藤守委員 検討中といって、もう予定がずっと入っている状態で、いつ、あのような豪雨が来るかわからないんですから、対策中、対策中と言わずにまず手を打つということがやはり必要だと思うんです。これ、加古川市だけの問題じゃなくて、
バスケットボールリーグにも迷惑がかかるし、
プレミアリーグにも迷惑がかかります。そのあたり、しっかりと腰を据えて対策しないと、行動に移さないと、加古川市の信用問題になってくると思いますので、そのあたり、部長、どう考えているのか答弁願います。
○
市村地域振興部長 今回、時間雨量100ミリメートルを超える豪雨ということで、これまで経験したことのない豪雨でございました。これまで、体育館が建設されてから台風があったり豪雨があったりということで、経験してきたんですが、体育館の玄関口を超えるような水量というのは初めての経験でありました。今後ですが、抜本的に
排水対策をどうするのかということは、
PFI事業でもありますので、市とPFIの担当のほうと、また今後の協議というふうになろうかと思います。短期的には先ほど課長が申しましたように、まずは体育館の中に水を入れないということで、土のうが良いのかわかりませんけれども、一定の雨量が予想される場合は玄関口でシャットアウトできるような体制で応急に対応していきたい。そして、長期的には、今、申し上げましたようなことで、今後の対策について協議をしていくというふうに考えております。
○
原田幸廣委員 関連して、今、今後の対策についてはPFIと市とで協議と言われましたけど、設計者の鹿島建設は関係ないんでしょうか。
○
市村地域振興部長 設計上の問題も含めて、どういうふうに排水するかということも含めて、今後、検討していく必要があると思います。当然、その中には鹿島建設も入ろうかと思います。
○
原田幸廣委員 ぜひとも、そうしていただきたいと思います。
○
田中隆男委員長 ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○
田中隆男委員長 それでは、この件については、この程度にとどめます。理事者入れかえのため、しばらくの間、休憩します。
(休憩 9時53分)
(再開 10時00分)
◎
所管事務調査 加古川駅
南広場時計塔リニューアルについて
○
田中隆男委員長 再開します。建設部より、加古川駅
南広場時計塔リニューアルについて、報告願います。
○
山本建設部長 現在、加古川
駅南広場の
サンライズビル西側にあります時計塔につきましては、平成元年に設置したところでございますが、内部の
水時計自体が老朽化しておりまして、現在、故障しておりますことから、このたび時計塔の内部を
リニューアルすることになりました。この詳細につきまして所管課から御説明させていただきますので、よろしくお願いします。
○三村営繕・住宅課副課長 (資料により報告)
○
谷川ウェルネス担当課長 時計塔下部の展示物の案について御説明いたします。今月29日に将棋の第1期
加古川青流戦決勝戦の第2局、第3局を当市で行いますので、その関係上、青流戦を盛り上げ、また将棋の普及にも資するために将棋関連の掲示を計画しております。具体的には、地元棋士で青流戦の
決勝戦対局者でもあります船江恒平4段に詰め将棋を出題していただき掲示する予定です。なお、今回は時計塔の
リニューアル記念といたしまして、賞品つきのクイズとして解答を募りたいと考えております。
○
田中隆男委員長 報告は終りました。ただいまの
報告事項について、御質問等を承ります。
○
安田実稔委員 今、説明があったわけですけど、この工事の更新の費用、予算額は幾らなのか。それと、せっかく
フランス製ということで、本当にこれをもう処分してしまって良いのかどうか、その辺について、ちょっとお尋ねします。
○
窪田建設部参事(
営繕担当) まず御質問の内容の予算ですけれども、これは契約者、
シチズンTIC株式会社と契約しております。契約額は309万7,500円で、今、工事をしている途中でございます。工期としまして、10月31日までの工期となっておりますけれども、
先ほど説明がありましたように、10月28日の掲示に間に合わせるように、工事自体は10月27日までに終わらせる予定でおります。中身の
フランス製の水時計の
ガラス部分については、高額なものということはありますけれども、復元が難しいということで、現在、一応こちらとしましては処分の方向では考えております。
○
安田実稔委員 まずは予算額のほうですが、309万7,500円という金額を明示されましたけれども、
ウェルネスをバックに時計の針が入った
電波時計なんですけど、約300万円使われる。これは何か協議して、これが良いと決定したのか。あるいは300万円というと、神戸のハーバーランドですか、上のほうに玉が上がっていって、乗っていってがらんごろんと音がしながら、みんなが注目するような、同じ金額をかけるのであればね、そういうようなことも考えられなかったのかどうか。それと今の
フランス製の水時計、せめて処分じゃなくて、こんなものを置いていましたということで、東加古川の
文化センターにでもちょっと保存する、そんな案はないのかどうか。
○
窪田建設部参事(
営繕担当) 300万円と、ちょっと高額ではないかということがありますけれども、先ほど見ていただきましたこの時計の
パネル自体は、私どものほうでデザインを考えて、それをシチズンに発注しているもので、受注生産ということもあります。また、
電波時計を東と西と2面設置していまして、その中に、LEDのランプで光るような、下にも掲示物がわかるように、これもLEDのライトをつけるというようなことをしています。もともとの中身の処分費も、内訳を言いますと、それだけでも大体100万円ほどかかります。それにプラス、今回、新たにつけるパネル2面、もろもろの設備費用ということで、私どもとしましても事前に検討いたしまして、もっと、最初は高額な見積価格だったんですけど、精査しまして今の契約額に至っております。それと、中身のガラスですけれども、先ほど、一応は処分するよう考えていますということでお答えしましたけれども、実はきのうの段階で外しております。即処分というのもどうかということで、一応、私どものほうで保管はしておりますので、今、委員がおっしゃるように、どこかに展示できないかということは、関係課と調整できるのであれば調整して検討したいと考えております。
○
安田実稔委員 フランス製の水時計については、要望として、ぜひお願いしたいと思います。
○
相良大悟委員 ちょっと関連して、直接この時計ではないんですが、駅前となると、時計の問題で前からかなり声が上がっています。JRとの関係もあろうかと思うんですけど、いまだに声がよくあるんです。そういったところで、駅の時計の設置について、どのように考えておられるのか、お聞きしたいんですけど。
○
山本建設部長 まず、この時計なんですけど、もともと
駅南広場の改修にあたりまして、以前の
ワンロータリーのときには、噴水のところに時計塔があったんですけれども、あれは
ライオンズクラブから寄贈されておりました。それと駅舎のところには確かJRがつけていたんですけど、基本的に駅舎改修にあたりまして、
連続立体交差化に伴いまして駅舎については時計がないということだったものですから、もとの加古川駅の形を残した
三角屋根の
自由通路のところに
ライオンズクラブから寄贈されて、今、現在、あります。それと、
駅南広場にはもともと水時計があるということになっていたんですけれども、先ほどから説明させていただいておりますように故障しておりますので、見ても機能していないということで、市民からも再三そういった声があったものですから、我々としてもここに何を置くかということを検討したんですが、やはり、
サンライズビルからも時間がわかるような、もともと時計塔という
モニュメントになっておりましたから、その
モニュメントを生かしながら中に時計を内蔵するということに至ったという経緯でございます。
○
相良大悟委員 要は、実質的にどのように効果があるかという部分ですね。時計の効果ですね。要するに、駅への動線でいくと、
三角屋根のところはやはりどうしても見にくいんですよね。遠くから見てこそわかる話で。例えば、通勤、通学の人にとってみて、行く方向にあってこそ初めて時計の意味があるわけで、今も、この
リニューアルの時計塔の位置にしても、
三角屋根の位置にしても、どうしても駅に向かう人からしたら、あまり効果のない場所になるわけです。そういう意味でも、時計設置というものを今まで対応されてきたと思うんですけれども、そのあたりのことについてどうお考えなのか。それと、やはり寄贈をもって設置するというのが基本というお考えなのか。そこら辺までちょっとお聞かせ願いたいんですけど。
○
山本建設部長 今の寄贈のことについては、
ライオンズクラブのほうから、何とか時計を寄贈したいということがございました。時計は、JRがつけている駅舎にはありましたけれども、
駅南広場にはもともとなかったんです。その駅舎には、
連続立体交差化の関係で、JRは、初めからもう時計はつけないという方針になっていましたから、駅舎については時計はないというふうに理解していたんですけれども、
ライオンズクラブから、以前あったものを何とか残してほしいということがありましたものですから、駅舎の部分ではない
自由通路、我々が張り出して屋根をつけているところで、あそこにしかなかったということでつけております。もともと時計塔の位置につきましても、我々は
駅南広場の改修にあたりまして、庁内でいろいろ議論しております。ただ、あそこについては特に
サンライズビルのほうからの動線が確かにございます。今度、駅舎への
メイン通路はベルデモールのほうになっておりますけれども、そういう形からすると、あれを移設するという議論もあったんですけれども、まあ、あそこはあそこで残しておこう、とりあえず
モニュメントとして残しておこうということがあったもので、基本的には、駅広場には時計は行政としては新設しておりません。ただ、今、申し上げましたように
ライオンズクラブから寄贈の申し出があったものですから、従来あったところを駅舎に何とか残してほしいということがございまして、それで、今の
自由通路の屋根のところに置いたということで御理解いただけたらと思います。
○
相良大悟委員 まあ、残したいということであのような形になっているんですけど、機能的にどうかという疑問点もあります。そういったことで、これは、要望しておきますけど、また、でき得る限り、時計を設置する方向で御検討いただけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。
○
田中隆男委員長 それでは、この件については、この程度にとどめます。理事者入れかえのため、しばらくの間、休憩します。
(休憩 10時13分)
(再開 10時16分)
◎
所管事務調査 用途地域等の見直し(案)及び
特別用途地区の指定(案)に関する閲覧及び説明会・公聴会の実施について
○
田中隆男委員長 再開します。
都市計画部より、
用途地域等の見直し(案)及び
特別用途地区の指定(案)に関する閲覧及び説明会・公聴会の実施について、報告願います。
○角谷
都市計画部長 本日、
都市計画部より、
所管事務につきまして3点御報告させていただきたいと思います。先ほど委員長がおっしゃられた、まず1点目は、
用途地域等の見直し(案)及び
特別用途地区の指定(案)に関する閲覧及び説明会・公聴会の実施についてですが、これは、これまで用途地域の見直しを進めるために基本的な考え方を定め、事務を進めてまいりましたが、このたび、見直し等の地区の抽出ができましたので都市計画課より説明させていただきます。2点目は、国道2
号加古川バイパスの
新在家横断歩道橋バリアフリー化事業についてですが、かねてより国土交通省に要望しておりましたバリアフリー化の工事が完了いたしましたので、その概要を市街地整備課より説明させていただきます。3点目は、寺家町周辺地区における
都市計画決定についてですが、国の住宅市街地総合整備事業を活用し、当地区の防災性を高める事業を進めているところですが、このたび事業実施に必要な
都市計画決定が行える運びとなりましたので、都市計画課より説明をさせていただきます。
○小西都市計画課長 (資料により報告)
○
田中隆男委員長 報告は終わりました。ただいまの
報告事項について、御質問等を承ります。
○
井上津奈夫委員 閲覧期間は11月4日から25日までの3週間ですね。意見陳述の申し出の提出期間は、同じく11月4日からですが、1週間早く11月18日までなんですが、これは、提出期限のほうはどうして1週間早いんでしょうか。
○小西都市計画課長 加古川市都市計画に関する公聴会規則の第6条ですけど、意見陳述の申出という規定がございまして、「公聴会に出席して意見を述べようとする者は、公聴会の開催期日の10日前までに、公述申出書に住所、氏名並びに意見の要旨及びその理由を記載し、市長に提出しなければならない」ということになっておりますので、それだけの期間を短くしております。
○
井上津奈夫委員 閲覧中は、初めてごらんになる市民の方もおられるかと思います。そこで知った方が18日以降も閲覧できる状況が1週間あるわけで、ここで意見を言おうとした方ができなくなってしまいますよね。とすれば閲覧期間及び提出期間が終わって10日後に公聴会ということはできなかったんでしょうか。そうすれば、提出期間と閲覧期間が同じということができたんではないでしょうか。
○金澤都市計画課計画担当副課長 この閲覧の期間でございますけれども、当初は公聴会の意見陳述の締め切りにあわせて、閲覧を締め切ることで考えていたんですけど、やはり、それ以降も、意見は出さなくても閲覧していただくほうがいいのかなということで期間を直前まで延ばした次第で、こういったずれが生じております。
○
井上津奈夫委員 ということは閲覧期間のほうを逆に長くしたということですね。
○金澤都市計画課計画担当副課長 そういうことでございまして、もともと2週間程度、閲覧に供してから公聴会にかけていこうと考えていたんですが、その期間を延ばしまして当初より延びて3週間程度になったということでございます。
○
井上津奈夫委員 提出期間が2週間というのが長いのか短いのかは、私は今すぐには判断しかねますが、閲覧期間と提出期間のずれは今の説明でわかりました。
○
佐藤守委員 (4)の周知等の欄で、広報かこがわ11月号と都市計画課窓口及びホームページとなっていますけど、該当の町内だけでも回覧みたいな形で周知するという手もあると思うんです。そっちのほうがきめ細かいのかなというふうに私は感じるんですけれども、そのあたり、どう思われますか。
○小西都市計画課長 御報告が漏れておりましたけれども、この見直しに関連する地区につきましては、町内会長を通じて、あるいは関係する地権者の方にはあらかじめそのような御説明は文書等で通知させていただいております。
○
田中隆男委員長 ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○
田中隆男委員長 それでは、この件については、この程度にとどめます。
◎
所管事務調査 国道2
号加古川バイパス 新在家横断歩道橋バリアフリー化事業について
○
田中隆男委員長 次に、国道2
号加古川バイパス 新在家横断歩道橋バリアフリー化事業について、報告願います。
○法上市街地整備課加古川駅等周辺整備担当副課長 (資料により報告)
○
田中隆男委員長 報告は終わりました。ただいまの
報告事項について、御質問等を承ります。
(「なし」の声あり)
○
田中隆男委員長 それでは、この件については、この程度にとどめます。
◎
所管事務調査 寺家町周辺地区における
都市計画決定について
○
田中隆男委員長 次に、寺家町周辺地区における
都市計画決定について、報告願います。
○小西都市計画課長 (資料により報告)
○
田中隆男委員長 報告は終わりました。ただいまの
報告事項について、御質問等を承ります。
(「なし」の声あり)
○
田中隆男委員長 それでは、この件については、この程度にとどめます。ここで、しばらく休憩し、理事者の入れかえを行います。
(休憩 10時41分)
(再開 10時45分)
◎
所管事務調査 法華山谷川流域治水対策技術検討会の内容と今後の進め方について
○
田中隆男委員長 再開します。それでは、最初に
安田委員より質問のありました、
法華山谷川流域治水対策技術検討会の内容と今後の進め方について、でございますが、
安田委員、もう一度、質問していただけますか。
○
安田実稔委員 台風12号による豪雨で
法華山谷川、間の川が増水し、高砂市と加古川市の浸水被害の要因となったのを受けまして、今月13日に
法華山谷川流域治水対策技術検討会の第1回目を開催したという報道がございました。この会議に、本市から幹部数名が参加されておりますので、第1回検討会の内容、さらにはその内容の中で、これからどう進めていくのかということがありましたら報告をお願いしたいと思います。
○牛丸
下水道部技術担当部長 この会のメンバーに私が入っていますので、私のほうから報告させていただきます。このたびの台風12号によりまして、
法華山谷川と間の川が増水しまして、高砂市、加古川市において多くの床上、床下浸水被害が生じました。これを受けまして、その対策のために、急遽、県において、
法華山谷川流域治水対策技術検討会を立ち上げることとなりました。委員のメンバーとしましては、学識経験者として、神戸大学工学部、宮本仁志准教授、県からは土木整備部河川整備課長、総合治水課長、加古川土木事務所長の3名、地元市からは加古川市、高砂市の部長それぞれ1名で、計6名で構成しております。また、その下には、県及び加古川市、高砂市の実務担当者で構成するワーキンググループがあります。今月13日に第1回の検討会が開催されたわけですけど、その内容としましては、過去の降雨実績と今回の台風12号の降雨特性との比較、高砂、加古川市域での家屋の浸水被害状況の確認と、その要因について委員会で協議いたしました。次回、11月11日に2回目を行うわけですが、それにおきましては、浸水被害の要因等について、さらに現場等、精査を行いまして、その内容を修正、整理して検討会で再検討することとしております。なお、この検討会は今後3回程度行う予定としておりまして、年内に対策の一定方向を示す予定としております。
○
安田実稔委員 この第1回の会議の中で、被害状況調査をされてその要因をちょっと話をされたということで、その対策についてはこれからやっていくということなんですけど、どのような要因が上がっていたんでしょうか。それは答えられますか。
(「それは2回目にするのでは」の声あり)
○
安田実稔委員 要因も話をされたと言われているんだけど。
○牛丸
下水道部技術担当部長 要因についての整理の仕方について話をしていました。それで、さらに精査しまして、ある程度の情報はつかんでいるんですけど、それで正しいかどうかもう一度検討を加えた中で、要因がやはり一番大切なので、さらに要因について十分協議していきたいと思います。
○
安田実稔委員 今後あと3回ないし2回ですかね、年内に方向づけを行うということで、2回ないし3回の会議を開催されるという報告があったんですけど、11月、12月中にこの会議を開催されるわけですね。
○牛丸
下水道部技術担当部長 今のところ、2回目が11月11日で決定しております。あと2回ほど12月までにということで、今後3回を予定しております。
○
安田実稔委員 きょう、常任委員会で、別の議題でも上がっていましたように、いつ、また局地的な豪雨、1時間に100ミリメートルを超えるような豪雨が発生するかもわかりません。そういったことも含めて、スピードのある、年内に取りまとめるということも言われていましたので、要望として、よろしくお願いしたいと思います。
○
名生昭義委員 ちょっと関連して、要因分析は当然されるんですが、その前に、現状、こういう形であるという現状分析、
法華山谷川の系統と周辺の地形も含めて、先に現状分析が一番大事だと思うんです。そういうものをきちんとつかまれているのかどうか。それがなければ要因分析はできませんので。現状把握は一番大事だと思うんです。その辺はいかがですか。
○牛丸
下水道部技術担当部長 要因については現状把握が一番大切なので、それが基礎でございますので、十分認識しております。
○
名生昭義委員 過去のいろんな調査したデータも含め、あるいは現地の測量等も含め、すべて、位置的なものも含め、やはり現状把握が非常に大事だと思いますが、そういうものについては、ある程度、書類化されて残っているものもあるんじゃないかと思うんです。県自身もつかんでいる、いろんな文書、書類があると思うので、それらも含めて、検討するときに理解しやすいような形の中で一つのベースをつくらないと、それぞれ6人の委員がみんな現状が把握できていなかったら、思い思いのことを言って、要因分析が正しくできない可能性があります。そのあたり、きちっとしたもので、そしてまた、ワーキンググループに入っていっても、ワーキンググループの方も理解しやすいような形の中で検討を進めていってもらわないといけないのではないかなと思うんですが、その辺はいかがですか。
○牛丸
下水道部技術担当部長 一応、ワーキンググループが先に作業しまして、検討委員会に持って上がります。それと、過去の降雨の実績もつかめておりまして、特性の比較をやっていきたいと思っています。
○
原田幸廣委員 法華山谷川の上流はどこからですか。最上流は。
○牛丸
下水道部技術担当部長 もう
法華山谷川流域すべてです。上流もすべてです。河川に流れる区域すべての中で検討します。
○
田中隆男委員長 ほかに、ございませんか。
(「なし」の声あり)
○
田中隆男委員長 それでは、この件についてはこの程度にとどめます。以上で、本日予定いたしておりました議事は、すべて終了いたしました。それでは、これで、本日の委員会を閉会いたします。どうも、お疲れさまでした。...